低用量ピルの使用経験はないが興味がある人へのアンケート調査結果(2021年5月②)

アンケート結果

こちらのページでは低用量ピルの使用経験はないものの、低用量ピルの使用に興味がある人へのアンケート調査結果をまとめています。

アンケートの概要

2021年にクラウドソーシングで低用量ピルの使用経験はないものの、使用に興味がある人を対象に低用量ピルに関するアンケートを選択式と記述式で実施

アンケート対象:20代〜40代の低用量ピルの使用経験はないが興味がある女性

回答者数:25人

回答者の年齢

アンケート結果

Q.1 低用量ピルのどのような点に興味がありますか

低用量ピルのどのような点に興味がありますか、という質問に対しては「PMSの症状を改善」という回答が44%と最も多数派でした。

少し前までは低用量ピル≒避妊薬というイメージもありましたが、最近では避妊以外の効果についても認知が進んでいる結果と言えそうです。

なお、実際にピルを服用した人の変化として、以前に行われた大規模な低用量ピルの服用者の意識調査では、「ピルを飲むようになって、あなたの生活に変化が現れたと思われる点はありますか?(複数回答)」の質問に対して、「月経の周期が安定し、仕事、旅行などスケジュールを組みやすくなった」が56.4%、「月経痛が軽くなり、仕事など生活が楽になった」が51.2%、「月経量が少なくなり、仕事など生活が楽にあった」が44.3%、「避妊(ピル以外も含む)について正しい理解が深まった」が30.8%、という調査結果もあり実際にピルを服用することによって大きなメリットが得られていることが窺えます。

出典:OC情報センター;服用者を対象としたOC(低用量ピル)に関する意識調査,2009年

Q.2 低用量ピルに興味を持ったきっかけはなんですか

低用量ピルに興味を持ったきっかけはなんですか、という質問に対しては「インターネットやスマホアプリで知った」という回答が40%と最も多数派でした。

現在はスマートフォンで様々な情報を得ることができますが、スマートフォンの普及が低用量ピルに興味を持つきっかけとして大きく貢献していると言えそうです。

Q.3 低用量ピルに興味があるものの、実際に使用するまでに至らない理由はなんですか

低用量ピルに興味があるものの、実際に使用するまでに至らない理由はなんですか、という質問に対してはかなり意見が割れる結果となりました。

「金銭的な負担の面」、「病院やクリニックに受診するのは敷居が高い」、「受診する時間的案余裕がない」、「副作用が気なる」それぞれの回答で2〜3割の人が該当し、個人によって理由が異なっていることがわかりました。

Q.4 低用量ピルについて現時点で最も知りたいことはなんですか

低用量ピルについて現時点で最も知りたいことはなんですか、という質問に対しては「副作用などの安全性情報」が過半数を占める結果となりました。

低用量ピルに興味がある人の中で、副作用などの安全面については関心が高いと言えそうです。

主な低用量ピルの副作用は、吐き気、頭痛、乳房の張り、下腹部の痛み、むくみなどが報告されていますが、これは一時的なものがほとんどとされています。

重大な副作用として血栓症がありますがこちらの頻度は1万人3〜9人とごくまれです。血栓症に適切に対処するには血液検査を定期的に受けることが大事と言えます。

Q.5 実際のクリニックの医師がwebやアプリ上で診察してくれる低用量ピルのオンライン処方サービスがあることを知っていますか

実際のクリニックの医師がwebやアプリ上で診察してくれる低用量ピルのオンライン処方サービスがあることを知っていますか、という質問に対しては「知っている」と回答した人は8%に留まりました。

低用量ピルに興味があるものの、実際に使用するまでに至らない理由として「病院やクリニックの受診の敷居が高い」、「時間的な余裕がない」といった理由もありますが、オンライン処方サービスであればある程度安全性を確保しつつ、これらの理由をクリアできる可能性もあります。

ただし、サービスの認知度が現状ではまだ高くないため、認知度を上げることが課題の一つと言えそうです。

Q.6 低用量ピルのオンライン処方サービスを使ってみたいと思いますか

低用量ピルのオンライン処方サービスを使ってみたいと思いますか、という質問に対しては「使ってみたい」が44%、「値段次第で検討する」が56%という結果でした。

「あまり興味ない」という回答は0人であり、全員が一定の興味を持っている結果となりました。

低用量ピルに興味がある人にとっては、オンライン処方サービスに魅力を感じている人が多いことが想定されるため、低用量ピルが今以上に普及する上でかなり貢献する可能性のあるサービス形態と言えそうです。

Q.7 低用量ピルを使う場合、1ヶ月あたりどの程度の金額までなら支払っても良いと思いますか

低用量ピルを使う場合、1ヶ月あたりどの程度の金額までなら支払っても良いと思いますか、という質問に対しては「2,000円以下」が48%、「3,000円程度」が44%、「4,000円程度」が8%であり、5,000円以上の回答者は0人でした。

実際に低用量ピルで1ヶ月にかかる費用として、トリキュラーやマーベロンといった人気の製品では診察料なども含め3,000〜4,000円程度のクリニックが多く、やや回答者の希望とズレがあるのが現状と言えます。

例)某クリニック
低用量ピル(トリキュラー)1ヶ月の薬代・・・3,300円
診察料・・・1,000円
合計・・・4,300円(1ヶ月)

Q.8 スマホアプリやウェブサイトで低用量ピルに関する無料相談サービスがあれば使いたいと思いますか

スマホアプリやウェブサイトで低用量ピルに関する無料相談サービスがあれば使いたいと思いますか、という質問に対しては「使ってみたい」が76%、「あまり興味ない」が24%という結果でした。

各回答の意見は以下の通りです。

「使ってみたい」と回答の女性の意見

・ ピルについて詳しく教えてほしい為
・ 無料で相談できるなら使いたいです
・ 無料であれば気軽に相談できそうだから良いと思う。
・ スマホアプリで相談できるなら手軽でやりやすいから。
・ 未成年の子が使う場合の注意点や、適している種類等について相談したいです。
・ 一度は専門の先生に話をじっくり聞きたいからです
・ 副作用や飲み方など飲んでみないとわからないものをその場ですぐ質問できたら荒らしい
・ 自宅でできるのはありがたいから
・ 病院に行かず、顔も見ずに相談できるから
・ 無料相談とピルを服用する一連の流れの説明も欲しいから。
・ 低用量ピルを飲み始めて困ったことがあったときに、気軽に相談できそうだと思うからです。
・ 副作用などが怖いので事前に知っておきたいから。
・ 知らないことも沢山あって知りたいから。
・ 気になっている事を聞きたいと思う
・ 無料相談なので気軽に話ができそうだからです。
・ 副作用など気になることが出てきた時にその都度気軽に相談出来そうだから。
・ 気になっていることや不安なことを無料で相談できると助かると思ったからです。
・ ピルに関して知識が豊富じゃないから無料で相談できるのは良い。
・ 無料相談なら気軽に相談できるので利用したいです。

「あまり興味ない」と回答の女性の意見

・ あくまでも薬なので、質問があれば実際にお医者さん話にしたいと思うため
・ かかりつけの医師に直接相談する方が安心だし情報も間違いないと思うので。
・ 実際に病院へ行ったほうが安心な気がするから
・ 調べればわかるように思うから
・ デリケートなお話になりそうなので嫌だと思ったから。
・ 相談はしなくてもいい
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