低用量ピルを使用した経験がある人へのアンケート調査結果(2021年5月③)

アンケート結果

こちらのページでは低用量ピルを使用した経験がある人へのアンケート調査結果をまとめています。

アンケートの概要

2021年にクラウドソーシングで低用量ピルを使用した経験がある人を対象に低用量ピルに関するアンケートを選択式と記述式で実施

アンケート対象:20代〜40代の低用量ピルを使用した経験がある女性

回答者数:25人

回答者の年齢

アンケート結果

Q.1 低用量ピルを使用した目的は何ですか

低用量ピルを使用した目的は何ですか、という質問に対しては「生理痛の改善」が28%で最も多く、次いで「生理不順の改善」が24%という結果になりました。

低用量ピルを使用する目的として様々な理由があることが確認できる結果でした。

その他の内容は以下の通りです。
・不妊治療の周期調節
・卵巣嚢腫の治療のため
・子宮内膜症の進行を抑えるため
・子宮内膜症による卵巣のう腫の悪化防止と生理を軽くする。

Q.2 低用量ピルを使用するに至ったきっかけは何ですか

低用量ピルを使用するに至ったきっかけは何ですか、という質問に対しては「病院・クリニックで勧められた」が68%であり、圧倒的に多い結果となりました。

その他の内容は以下の通りでした。
・自分から使用してみようと調べた

現状では低用量ピルを実際に使用するきっかけは病院・クリニックで勧められての使用が多く、その他の媒体からの情報提供では、実際に使用するまでにはあまりならないのが現状のようです。

婦人科やレディースクリニックなどに受診しない人も多い中、様々な媒体で低用量ピルに関する情報提供がもう少し充実させても良いかもと思わせる結果となりました。

Q.3 低用量ピルを使う上での最も大きいデメリットは何だと思いますか

低用量ピルを使う上での最も大きいデメリットは何だと思いますか、という質問に対しては「費用がかかる」が44%で最も多く、次いで「飲み忘れることがある」と「定期的に受診する必要がある」がそれぞれ20%という結果でした。

Q.4 低用量ピルを使い始める前にもっと知りたかった情報は何ですか(複数ある場合は最も当てはまるもの)

低用量ピルを使い始める前にもっと知りたかった情報は何ですか(複数ある場合は最も当てはまるもの)、という質問に対しては「副作用について」が28%で最も多く、次いで「低用量ピルの効果について」が24%という結果でした。

やはり副作用については一時的なものが多いものの、いくつか種類があり経験する人も少なくないため、事前に知りたかったという人が多かったと考えられます。

主な低用量ピルの副作用は、吐き気、頭痛、乳房の張り、下腹部の痛み、むくみなどが報告されていますが、これは一時的なものがほとんどとされています。

重大な副作用として血栓症がありますがこちらの頻度は1万人3〜9人とごくまれです。血栓症に適切に対処するには血液検査を定期的に受けることが大事と言えます。

Q.3「低用量ピルを使う上での最も大きいデメリットは何だと思いますか」の回答では、「副作用がある」とあげた人は12%にとどまっており、実際に低用量ピルを継続すると副作用が問題となる人はあまりいないということが窺えます。

Q.5 日本において低用量ピルは今よりも普及させた方が良いと思いますか

日本において低用量ピルは今よりも普及させた方が良いと思いますか、という質問に対しては「思う」が96%、「思わない」が4%という結果でした。

低用量ピルを使用したことがある人は、現状よりも普及させたほうが良いと考える人が圧倒的に多い結果となりました。

「思う」と回答の女性の意見

・ 男の人が避妊してくれなかった時に守れるのは自分だけだから。
・ もともと彼とお付き合いをして、まだ妊娠するわけにはいかない時期に飲んでいました。避妊の手段としてコンドームは男性主体。しかしピルは女性主体になるので、自分で避妊を決められます。
・ 私自身が飲むようになってから楽になったから。
・ 生理痛で悩んでいる人が多いので。
・ 自分の生理不順の対処にもなるし、望まぬ妊娠の予防にも繋がるから。
・ 女性にとってつらい生理がだいぶ軽くなるので。
・ 身体に影響がないのであれば、日常は生きやすくなる。
・ ピルを飲まずに生理痛に苦しんでいる人をたくさん見てきたため、そんな方達がもっと使いやすい風潮になってほしい。
・ 女性の身体を守るためにも国としてもっと力をいれ、知識もつけておくべきである
・ 生理に関することは、我慢することだという間違ったイメージが広がっているから
・ 服用してから生理のくる日も正確になるし、出血も減り、生理痛もなくなったので。
・ ホルモンバランスも整いやすいので。
・ 肌や体調の安定感があるから。
・ 避妊以外にも、生理日が明確に分かるようになり体調管理がしやすいメリットがあるためです。
・ 生理痛や生理前後の体調不良に生活が左右されることが多いから
・ 生理痛や生理不順への悩みが減るから
・ 生理痛の緩和や生理不順で悩んでいる人がたくさんいると思います。でも当たり前な事だと思いこんで耐えている人はたくさんいると思います。普及しもっと女性が少しでも苦しさから解放されてほしいです。
・ 生理痛で仕事を休まなければいけないくらい辛い思いをしている女性に、もっと低用量ピルを知ってもらって、快適な生理期間を過ごして欲しい。
・ 生理について知識があまりないまま大人になったので、ピルを普及させて、ピルの普及とともに生理についての知識も子供のときから、普及させたほうがいいと思う。
・ 生理痛がひどかったが服用することで改善されたので、他の人も少しでも生理痛の苦しさが無くなれば良いと思うから。
・ 女性奇形の病気を防ぐ効果があるから
・ 生理痛や更年期障害に対しても効果があるからです。
・ PMSの改善効果が高いのでもっと普遍的に広まったほうがいいと思うからです。
・ PMSがとても酷く、一人で居ると不安で泣いてばかりいたのですが、低用量ピルを使用するようになってからは生理前でもメンタルが安定するようになったからです。

「思わない」と回答の女性の意見

・ ピルを飲めば避妊しなくても良いと考えている人が多すぎるから。性病についてもっと広く世の中に知れ渡らないと不可能だと思います。

Q.6 低用量ピルを今よりも普及させようとする場合、どのようなことが必要だと思いますか

低用量ピルを今よりも普及させようとする場合、どのようなことが必要だと思いますか、という質問に対しては「ドラッグストアで買える等、入手しやすくする」が40%と最も多く、次いで「低用量ピルの情報提供を増やす」「低用量ピルのイメージアップ」がそれぞれ24%という結果でした。

実際に低用量ピルを服用している人の意見として、入手しやすくするのが良いと考える人が多いことが想定される結果となりました。

「低用量ピルの情報提供を増やす」と回答の女性の意見

・ 情報が増えれば身近なものだと感じられるため。
・ ピルはコンドームをつけたくない人が飲むものだという偏ったイメージが世間では強いので、もっと他の理由で使うことがたくさんあるという情報を発信してほしい。
・ 知らない人が多すぎるのと、マイナスなイメージとして捉えられている印象があるため
・ まだまだ世の中に知れ渡っていないと思うので。
・ 生理が重かったり、病気であった場合に、ピルを使うといいという情報を偏見なく普及させたほうがいいと思う。
・ そもそも低用量ピルの存在を知らずに、生理痛は鎮痛剤等の一時的な対処しかできないと思っていて、学校等で教えてくれればもっと早く服用していたと思うから、

「低用量ピルのイメージアップ」と回答の女性の意見

・ ピルを飲むことによっていいことがたくさんあるので、その情報をもっと広めたいです。
・ 病院のスタッフでさえも、ピル=避妊と思っている人がいるため。
・ 避妊薬だと思っている女性がまだ多いと思うので
・ ピルは避妊薬のイメージが強いですが、避妊薬以外の効果もある事を伝えた方がいいかと思います。
・ 低用量ピル=避妊だけではない治療法もあるので普及してほしいです。
・ ピルはどうしても避妊というイメージですが、生理痛やPMSの症状を軽減させる働きがあるという事を、もっと世間に伝えるべきだと思います。

「値段を安くする」と回答の女性の意見

・ 月3000円程度かかっており、値段が高いと感じるためです。
・ 毎月の生理用品代と低用量ピル代を合わせると安くはないので
・ 手軽に取り入れやすくするため

「ドラッグストアで買える等、入手しやすくする」と回答の女性の意見

・ 月に1度病院に行き処方してもらうことが必要です。でも仕事が忙しいとか、土曜日も仕事で病院に行けなかったことがあり、遅刻や早退をして病院までいかなければいけないのでそのあたりは面倒でした。
・ 産婦人科に行かないと処方されないことや、ネットでも手間がかかるから。
・ 薬が切れるたびに受診しに行くのが大変なので。
・ 婦人科に行くのは負担が大きいため
・ 受診することへのハードルが非常に高いから
・ 気軽に買えると手に取りやすいと思うから
・ 病院に行くのはめんどくさいから
・ わざわざレディースクリニックに行くのは、勇気がいると思うからです。手軽に買えると良いと思います。
・ 病院へ行かなければ処方してくれないとなると諦める人が多いと思うのでドラッグストアで簡単に入手できるといいと思います。
・ 副作用が起きる人は少なくないですがもう少し処方のハードルを下げたほうがいいと思います。

Q.7 低用量ピルの使用に関して、男性パートナー(恋人や配偶者)の反応はどうですか

低用量ピルの使用に関して、男性パートナー(恋人や配偶者)の反応はどうですか、という質問に対しては「良い印象を持っている」が44%、次いで「良くも悪くも思っていない」が40%という結果でした。

悪い印象を持っている」という回答は0人であり、低用量ピルを使うことでパートナーが悪い印象を持つケースはあまりないと言える結果でした。

「その他」の内容は以下の通りです。
・初めは悪い印象を持っていたが、私の場合のように病気に対して飲んでいることを知ると、良い印象になった。
・低用量に限らずピルを飲んでいると避妊しなくていいと思っている人が多い

Q.8 スマホアプリやウェブサイトで低用量ピルに関する無料相談サービスがあれば使いたいと思いますか

スマホアプリやウェブサイトで低用量ピルに関する無料相談サービスがあれば使いたいと思いますか、という質問に関しては「使ってみたい」が72%、「あまり興味ない」が20%、「その他」が8%という結果でした。

実際に低用量ピルを使用中の人でも相談サービスは利用したいと思う人が多くいる結果となりました。

それぞれの回答についての理由や補足は以下の通りです。

「使ってみたい」と回答の女性の意見

・ ピルは比較的安全な薬という印象ですが、それでも体調不良で薬を飲みたいとき、ちょっと飲み合わせに心配になるので、そういう相談ができればいいなと思います。
・ 気軽に聞けるのは安心感があると感じる。
・ 調べても具体的に分からないことを聞きたいから。
・ 婦人科に行けないような人も簡単に相談できればいいと思う。
・ 副作用や将来的な影響に不安を感じる人は多いのではないかと思うので
・ 学生で通院しにくい人などにとって良いサービスだと思ったため。
・ なかなか相談できないことなどもできそうだから
・ オンラインだと気軽に質問できるので。
・ もっと身近に感じられると思うから
・ 低容量ピルについてもだが、アフターピルについてなども相談できるといいと思う
・ 今使っていて初めての事で不安になることが多かったです。副作用や基礎体温の温度が高いままでいいのか、ピルを飲み切る前に生理がきてよいものかなどその都度調べたので無料で相談できたら使いたいです。
・ 薬の飲み合わせなど気になることが出てくる時があるから
・ どんなピルの種類があり、副作用はどんなものなのか、価格に違いはあるのかなどを知りたいからです。
・ 今はピルを使い慣れているが、使いはじめるときは不安が大きかったので、そのようなサービスがあれば使ってみたい。
・ 聞きたいことがあっても問診の時に言うのを忘れたりしてしまうので、聞きたい時にすぐ聞けると助かるから。
・ 使用するのに不安がある人にはいいと思うから
・ 浮腫や体重増加の副作用を感じているのでその改善方法を気楽に聞けたらいいなと思うからです。
・ 私自身、ピルや女性の体の事で知らない事がまだ多くあると思うので。

「あまり興味ない」と回答の女性の意見

・ 病院で聞けるので、あまり必要ないかと思います。
・ 今は使っていないし、相談することもないから。
・ 自分がどう当てはまるかはやはり受診してみないと分からないと思うので。
・ もうピルを服用してしまっているので、あまり興味はありません。ただ、服用するか迷っている段階であれば使ってみたかったと思います。
・ やはり実際処方してくれる先生に直接聞いたほうが安心だからです。

「その他」と回答の女性の意見

・ ピルを使う前であれば、使ってみたかったが、今は必要ない。
・ 緊急などで何かあった時にはいいと思うが日常ではあまり必要性を感じない。いつでも繋がるのであれば役立つことがあるとは思う。

Q.9 実際のクリニックの医師がwebやアプリ上で診察してくれる低用量ピルのオンライン処方サービスがあることを知っていますか

実際のクリニックの医師がwebやアプリ上で診察してくれる低用量ピルのオンライン処方サービスがあることを知っていますか、という質問に関しては「知っている」が36%、「知らなかった」が64%という結果でした。

実際に低用量ピルを使用している人でもオンラインの処方サービスについては知らない人が6割以上という結果となりました。

Q.10 低用量ピルのオンライン処方サービスを使ってみたいと思いますか

低用量ピルのオンライン処方サービスを使ってみたいと思いますか、という質問に関しては「値段次第で検討する」が44%、「使ってみたい」が36%であり、「あまり興味ない」は8%という結果でした。

現在低用量ピルを使っている人に関しても、ピルのオンライン処方サービスには興味がある人が多くいる結果となりました。

それぞれの回答についての理由や補足は以下の通りです。

「使ってみたい」と回答の女性の意見

・ 病院に行くのが面倒だから。
・ コロナ禍で遠出したくないので。
・ 病院に行かなくてもいいので利用したいです。
・ 病院に行かなくても処方できたら便利だから
・ 便利だからぜひ使いたい
・ 今は病院に行くのも怖いので。
・ コロナ禍でもあるので、オンラインは魅力的だからです。
・ 婦人科は少しハードルが高いと思うので、オンラインは少しハードルが下がると思う。
・ クリニックが遠く、購入しに行くのが面倒だからです。

「値段次第で検討する」と回答の女性の意見

・ 簡単に使えると嬉しいと感じる。
・ 有料だと利用するのをためらってしまうから。
・ 実際に会った先生に貰った方が安心するから
・ ピル自体が毎月費用がかかるものなので、高額だと手を出しにくいかもしれないから。
・ あまり高いと使いにくい
・ オンラインというリスクがありそうだが、便利だとも思うので。
・ 子宮頸がんの検査や血液検査は必ず受診して行う必要があると思うが、薬をもらいに行く手間が省けるのは嬉しい。
・ オンラインの方が高いのであれば通院しようと思うから
・ オンラインだと少し不安があります。生理不順の治療の為に使用していますが子宮筋腫などないか心配なので一度診察してもらってから合うピルを処方してもらいたいです。
・ 引っ越しをして処方してくれる病院をまだ見つけれていないので、その手間が省けるから。
・ 値段と、病院での待ち時間が大幅軽減できるなら検討したいです。

「あまり興味ない」と回答の女性の意見

・ 今は必要でないから。
・ 毎回ピルを購入するクリニックでもオンライン診療があるが、金額が上乗せされるのであまり興味がありません。

「その他」と回答の女性の意見

・ 私が避妊目的で飲んでいたときは重宝するなと思いますが、今は不妊治療で飲んでいるので、医師と対面で薬の話をしたいです。
・ 希望する薬があるかどうかによる
・ 時間外診療とかしてくれるなら使ってみたいです。
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